Google Appsで独自ドメインを運用している環境で、アーカイブ用のアカウントを追加し
メインアカウントのメールを複製する場合の設定メモ。
以下、Google Appsで独自ドメイン「example.com」を運用しているとした場合の例。
メールアカウントの準備
main@example.com (メインアカウント)
archives@example.com (アーカイブ用アカウント)
メインアカウントの設定
main@example.comのメールボックスにログインし、
「設定」>「メール転送と POP/IMAP」
「POPが有効」となっている事、
「example.comメールのメールを受信トレイに残す」となっている事を確認。
アーカイブ用アカウントの設定
archives@example.comのメールボックスにログインし、
「設定」>「アカウント」>「別のアカウントからメールを受信」で「メールアカウントを追加」をクリック。
「メールアドレス」に「main@example.com」を入力して「次のステップ」。
ユーザー名:main@example.com
パスワード:(main@example.comのログインパスワード)
POPサーバー:pop.gmail.com
ポート:995
受信したメッセージのコピーをサーバーに残す:チェックしない ※チェックしなくても、コピー元からメールは削除されません
セキュリティで保護された接続(SSL)を使ってメールを取得する:チェックする
受信したメッセージにラベルを付ける:(任意)
受信したメッセージを受信トレイに保存せずにアーカイブする:(任意)
アーカイブ用アカウントの受信確認
設定を終えると、受信が開始されます。
5分間隔で数十件から最大200件程度ずつ受信されるので、メールの数が多い場合は
メインアカウントと同期が取れるまで数日かかります。
archives@exmple.comをさらに別のアカウントで受信する事もできるので、
アーカイブ用のアカウントを複数作成して
archives@exmple.com
↓受信
archives.1@example.com
↓受信
archives.2@example.com
という感じで設定するのも良いかもしれません。
以上、Google Appsで独自ドメインを利用している場合の設定例ですが
通常のGmailアカウント同士でも同じような設定でいけるのでは無いでしょうか。