ソーシャル翻訳

turkey_hate2008-08-19

先日、あるメーリングリストで「SQL Buddy」というMySQL管理ツールが紹介されていました。
phpMyAdmin的な機能がAjaxを多用したインタフェースで使えるらしく、
「デザインが綺麗だよね」という様な話題。
SQL Buddy - Web based MySQL administration


※中身の概要が知りたい方は以下の記事が良い感じです。
ブラウザから快適に使えるMySQL管理ツール『SQL Buddy』を試してみた | IDEA*IDEA


そのSQL Buddyのサイトに「Translations」という項目があったので、他言語版が手に入ると思いきや、
翻訳した文章を投稿するフォームになっていました。

翻訳が進んでいる言語が並んでいて、進捗状況を%表記とグラフで表示。

言語を選択すると、翻訳対象となる英語の項目名とテキストボックスが一覧表示されていて、
対応する翻訳後の項目名を入力していく形。

どれどれ日本語はどうかなーっと思ったら、一覧に無い!

おりしも世間はオリンピックで盛り上がっている最中。
国際競争の観点からみてもこれはイカン!と思い立って「日本語」を追加。

続いて、excite翻訳とGoogle翻訳を武器に項目を埋めていきますが、
なにぶん英語は苦手分野。翻訳対象が200個ある内、数十個を埋めた所で力尽きました。
誰かが続きを入力してくれると信じて、最後の項目に
「すまん...後は頼む...」
と入力して作業を終えました。


翌日にサイトを訪れてみると、翻訳が進んでる!
これは最後まで終わらせないと!!
と思い、進捗率100%まで進んでおきました。


ふと言語の一覧に戻って見渡してみると、各言語の進捗率は伸びてるし、言語も増えてる。
すごい!何かすごいよ!


今回、作業に参加した動機を考えると

  1. 日本語化されたら便利そう(自分が)
  2. 他の言語と並べた時に、進捗率で負けてると何かヤダ
  3. 翻訳作業に参加するのに登録不要(思い立ったらすぐ出来る)

というのがポイントだったのではないかと。

Facebook同様の取り組みで成功していますが、
今後は「自分が使いたい言語は自分で!」という感じで、
利用者主導の翻訳作業が増えてくるのでは無いかなーと思います。