ベンチマークに見る、仮想化のキャパシティプランニング

講師:日本仮想化技術(株)伊藤宏通氏

キャパシティプランニング

  • サービス種別ごとの負荷特性を見極める
  • 異なるサービスを同時実行した場合の予測が困難
    • 要求性能から個々の負荷を予測する
      • 平均的なな負荷、ピーク時の負荷、負荷の時間的な変化パターン
  • 既存サーバのコンソリデーション
  • 新規サーバの構築
    • 要求性能から、過去の経験や業者の持つ統計データを利用して予測値を算出
      • 経験から算出した予測値には、マージンを含める事!

組合わせによる負荷の最適化

  • 負荷の時間的なズレを最大限利用
    • 夜間バッチサーバ+日中業務サーバ
    • リソースの空白が無い、統合サーバ
  • 仮想化ソフトの機能を活用
  • 一種類だけでなく、複数の組み合わせが得られる場合もある

性能情報が不足している

  • 公正かつ信頼できるベンチマーク手法が無い
  • 既存のベンチマーク手法の問題点
    • 仮想化環境内では、内部時計の精度に問題がある
    • 同期すれば人間にはあまり問題は無いが、ベンチマークにおいては大きな問題

ベンチマークの掟

  • 外部から計測すべし
  • 同時に複数の仮想環境をベンチすべし

提案されているベンチマーク

  • VMmark,vConsolidate,SPECvm

実例

  • Jbento2での計測例
    • 対象サーバを外部から、複数サーバを同時にベンチできる
    • 3世代のインテルサーバCPUを比較した例
      • CoreMAイイ!QuardCoreイイ!

まとめ